【書籍】『受容と回復のアートー魂の描く旅の風景 (アートミーツケア叢書3)』に論考掲載

共著の論考
・水野大二郎・大橋香奈・加藤文俊「TRANSITION ままならない状況下の生活を記録するための試論」
が、明日発売される『受容と回復のアートー魂の描く旅の風景 (アートミーツケア叢書3)』に掲載されました。

【冊子】大橋ゼミ Visual Essays Vol.01

今年度、ゼミ生一人ひとりが企画し実施した調査研究「マイプロジェクト」の成果を、ビジュアル・エッセイ集『Visual Essays Vol.01』という冊子にしました。
コロナ禍で初年度を迎えたので、授業もフィールドワークも、オンラインのコミュニケーションを活用し、様々な工夫をしながら活動してきました。2年生11名、3年生4名、全員分の15本のビジュアル・エッセイをなんとか束ねることができてホッとしています。
冊子をオンラインで公開する予定はないのですが、表紙、目次、私の文章をご覧いただくと、どんな活動をしてきたか、少しご確認いただけるかと思います。

 

【書籍】Digital Media Practices in Households: Kinship Through Data



2014年から約4年間、オーストラリア RMIT University(ロイヤルメルボルン工科大学)Larissa Hjorth(ラリ ッサ・ヒョース)教授のRAとして取り組んだ共同研究の成果がまとめられた書籍がAmsterdam University Pressから出版されます。デジタルメディアと密接に結びついた家庭内での人びとの日常的な実践ついての、メルボルン、上海、東京でのフィールドワークがベースになっています。私は主に東京でのフィールドワークを担当しました。博士課程1年目から参加させてもらったプロジェクトです。このプロジェクトを通して多くのことを学び、それが博士研究にも現在の私の研究にも大きな影響を与えました。すでにプロジェクトが終わってからだいぶ時間が経っていますが、あらためて、Larissaがまとめあげてくれた本を手に取り、振り返りたいと思います。

【論文】日本生活学会の論文誌『生活學論叢』Vol.35に掲載

博士課程を修了してから1年以上、博士研究のフォローアップで取り組んできた研究成果をまとめた論文が、日本生活学会の論文誌『生活學論叢』に掲載されました。ご指導、ご協力いただいたみなさまに心から感謝申し上げます。

  • 大橋香奈、「映像エスノグラフィー研究における作品の行く末―『移動する「家族」』の上映実践を事例に―」、『生活學論叢』、日本生活学会、 Vol.35、pp1-14、2019年

そして、今は元旦しめきりの新たな論文に取り組んでいます。今回は国際論文誌に投稿するため英語で書き上げなければならず、なかなかハード。しかも、なぜ元旦しめきりなのか…。日本では多くの人がお正月に休みをとりますが、例えば以前住んでいたフィンランドでは、クリスマス前後の休暇はしっかりとるけど、お正月は元旦しか休まないという感じだったので、国際論文誌では元旦しめきりにして、届いた論文を1月2日から査読し始めるとかありえるということなんでしょうね。
つべこべ言わず頑張ります。