【イベント】KINOミーティングの映画祭のトークセッションに登壇

“海外に(も)ルーツをもつ人たち”との映像制作プロジェクトを展開するKINOミーティングの映画祭のトークセッションに、ゲストとして登壇することになりました(私が出るのは2月28日(土)のPROGRAM A)。
参加費は無料ですが、要参加申込とのことです。
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【お申込み】
以下のフォームよりお申し込みください。
KINOミーティングのメンバーである鄭禹晨さんとは、私がナビゲーターを務めた2019年のプロジェクトスタディ「‘Home’ in Tokyo」( https://www.tokyoprojectstudy.jp/2019/study3/ )に鄭さんが参加してくれたことがきっかけで出会いました。あの時のご縁から、今度は鄭さんの企画に参加させてもらえることになり、大変光栄で嬉しいです。
私のトークはともかく、「自身とは異なるルーツをもつ他者と共に在ること/つくることの魅力を発見する映画祭」、ぜひみなさまもいらしてください〜

【論文】国際論文誌に査読付き論文が掲載

国際論文誌Visual Ethnographyに私たちの論文(査読付き)が掲載されました!
Our paper has been published in the international journal Visual Ethnography!
It’s not open access yet, but we’re currently processing that.
If you’re interested, contact me and I’ll share the manuscript.
Wishing you all a wonderful holiday season and a happy new year!
Kana Ohashi, Daijiro Mizuno, Kazuki Aoto (2025) ‘Smartphone photography of everyday life: Reflection of a screening workshop of an ethnographic documentary’, “Visual Ethnography”, Vol.14, No 2, pp.79-93.
この論文は、日常生活に深く浸透したスマートフォン写真を、単なる一時的で使い捨てのデータではなく、自らの人生を理解するための貴重な「生活記録」としてどのように活用できるかを探求した研究をまとめたものです。まだオープンアクセスになっていませんが、今手続き中です。
興味を持ってくださった方は連絡いただければ論文お送りします。
題材としたのは、「福島ビエンナーレ2022」のプログラムの一環として実施した、私と水野大二郎先生(京都工芸繊維大学)の共同監督ドキュメンタリー作品『Transition』の上映ワークショップと、ワークショップ参加者へのインタビュー調査です。福島ビエンナーレ2022の実行委員であった青砥和希さん(未来の準備室代表)からのお声がけで実現したワークショップでした。
福島ビエンナーレ2022実行委員会の方々とワークショップの参加者、インタビューご協力者のみなさんにあらためて感謝します。論文の英語校正はいつもながらJoyce Lamにお世話になりました。
ワークショップの実施は2022年、論文を投稿したのは昨年6月ということで、3年がかりですがまとまって良かったです。国際論文誌Visual Ethnographyに2022年に掲載された査読付き論文( https://www.vejournal.org/inde…/vejournal/article/view/273 )の続編という位置付けです。
2025年もお世話になったみなさまありがとうございました。良いお年をお迎えください!

【イベント】「DESIGNEAST」にて『移動する「家族」』の上映ワークショップ実施

9月19~21日に大阪・北加賀屋のクリエイティブセンター大阪で開催される多様なコンテンツからなるデザインイベント「DESIGNEAST(デザインイースト)」https://designeast.jp/ にて、『移動する「家族」』の上映ワークショップを実施します!『移動する「家族」』は、博士研究の一環で制作した作品で2018年に完成して、これまでに全国各地52箇所で上映ワークショップ開催、1,036名参加してもらいました。今回の「DESIGNEAST」で53箇所目ということになります。すでに完成から7年経過していますが、その間、他の新たな研究に取り組んでいても、この作品を通して出会った方々との対話から、学び、発見し、反省し、前に進むきっかけをいただき続けています。今回は、博士研究の副査として指導に当たってくださった水野大二郎先生が実行委員を務める伝説のイベント「DESIGNEAST」での上映ワークショップということで、大変光栄&ワクワクしています。
上映ワークショップは、20日(土)21日(日)ともに13:00-14:30、17:30-19:00 全4回です。
ぜひ、「DESIGNEAST」でお会いしましょう〜!https://designeast.jp/

【海外ゼミ研修】大橋香奈ゼミと松永智子ゼミの合同海外ゼミ研修 in 台湾

コミュニケーション学部の大橋香奈ゼミと松永智子ゼミの合同海外ゼミ研修 in 台湾が無事終わりました。
台中にある静宜大学との共同企画で、現地で日本語を学ぶ学生たちと私たちのゼミ生がグループになり、現地で一緒にフィールドワークをして映像作品を作るワークショップを実施しました。3泊4日という短期間でしたが、何週間も過ごしたように錯覚してしまうぐらい盛りだくさん。今回が海外初めてという学生も結構いましたが、静宜大学の学生さんたちとの異文化交流がとにかく楽しくて仲良くなり、最終日に見送りに来てくれた皆さんとハグし合い、涙を浮かべて離れがたそうにしていました。帰り際、友達ができたからもっと言語を学びたい、留学にも挑戦したいと語る彼/彼女たちを見て、この企画、半年前から準備して実現できて本当に良かったと思いました。私たち教員も、学生たちの活動を通してたくさん刺激をもらい、楽しませてもらいました。
両大学の関係者のみなさんや旅行代理店の担当者の方、静宜大学の学生さんたちのおかげで、参加者一同元気に出発して笑顔で帰ってこられたこと、感謝です。
台中から空港までのバスの中で、4日間の活動の様子をまとめたダイジェスト映像を作りました!

【国際会議】国際ビジュアル社会学会でワークショップを実施

韓国の水原市で開催されたIVSA(国際ビジュアル社会学会)2025に参加しました。前回はオンラインで参加しましたが、今回は対面の会議に参加して一番驚き嬉しく感じたことは、多様な文化的背景を持つたくさんの女性研究者たちとの出会いです。まず会長が女性だし、参加している会員も見る限り、女性の方が多かったです。日本ではもはやあらためて意識することもなくなっていましたが、日本の大学や研究者の世界がいかにmale-dominatedかに気づかされました。自分が日本のアカデミックな世界のmale-dominatedな環境に適応しきっていて、見過ごしている/きたことがたくさんあるなとも思いました。そして、自分と研究の分野や関心がドンピシャで合う人たちと、日本ではなかなか出会えないのですが、ここに来たら母語は違うけど、研究の言語を共有している人たちがたくさんいて、ディスカッションがとにかく楽しかったです。

今回の会議への参加の最も大きな目的は、Jaz Hee-Jeong Choi先生(アムステルダム応用科学大学Civic Interaction Design)と島影圭佑先生(公立はこだて未来大学)との共同研究で進めてきたコラージュフィルムワークショップの実施でした。ワークショップでは、年代も出身も異なる参加者たちとともに、個人的な場所の記憶のさまざまな質感を、その記憶を持つ人々のプライバシー、尊厳、よい状態を維持しながら、どのようにして注意深く共有することができるかを探究しました。この内容についてはあらためて、詳細をまとめたいと思います。

【学会発表】日本生活学会第52回研究発表大会

福島学院大学で開催された、日本生活学会第52回研究発表大会の公開ラウンドテーブルで口頭発表しました。
昨年度から科研費で取り組んでいる研究についてお話ししました。
指導教員を担当している留学生の周さん(修士)の日本で初めての研究発表(ポスター)も無事に終わり、ホッとしました。

【インターゼミ】慶應義塾大学の笠井賢紀ゼミと交流

慶應義塾大学法学部政治学科笠井賢紀先生のゼミから学生のみなさんがはるばる東経大に来てくれて、大橋ゼミの4年生の有志と一緒に、キャンパスで写真を使ったインタビュー調査を実践的に学ぶワークショップを実施しました。
笠井先生は現在エディンバラで在外研究中なのでご不在でしたが、遠隔でも笠井ゼミちゃんと運営されていて、ゼミ生のみなさんが積極的に活動されていて驚きました。
みんなすぐにうちとけてグループワークに取り組み、想像以上に盛り上がりました。お互いの卒業研究についても紹介し合って、たくさん刺激をもらったようで、進行役の私も楽しかったなーと爽やかな余韻にひたりました。笠井先生、ゼミ生のみなさんありがとうございました!

【冊子】大橋ゼミ Visual Essays Vol.05

今年度も、大橋ゼミの2,3年生のメンバー一人ひとりが企画し実施した調査研究「マイプロジェクト」の成果を、ビジュアル・エッセイ集『Visual Essays Vol.05』として冊子にしました。
冊子をオンラインで公開する予定はないですが、目次をご覧いただくと、ゼミのメンバーがどんな個人研究をしてきたか、少しご確認いただけるかと思います。

2年生のビジュアル・エッセイ集

3年生のビジュアル・エッセイ集

【映像】台湾出張記録

校務で台湾に出張しました。
2泊3日の短い滞在でしたが、協定校の静宜大学のみなさんが歓待してくださり、新たな協働の可能性について色々お話できて今後が楽しみになりました。
昨年から大学院で初の主査として指導を担当している修士学生が、台湾からの留学生で、台湾で私の論文を読み込んでくれていたという嬉しいご縁もあり、これから台湾のことをもっと知りたくなった旅でした。

【書籍】パブリック・ヒストリーの実践:オルタナティブで多声的な歴史を紡ぐ(慶應義塾大学東アジア研究所叢書)

分担執筆で参加した書籍『パブリック・ヒストリーの実践:オルタナティブで多声的な歴史を紡ぐ』(慶應義塾大学出版会)が、刊行されました。

私は、共同研究者のJaz(アムステルダム応用科学大学Civic Interaction Design)と、東日本大震災の津波の被害を経験したゆみこさん(仮名)とともに取り組んできた映像制作のプロジェクトをふりかえり、「語りにくさの構造」について書きました。
・大橋香奈「第6章 何のためなら災禍をめぐる経験を語れるのか?──映像制作を通して共に考える」
昨年まで2年半の間に、ゆみこさんに10回のインタビューと実家のあるX町での4回のフィールドワークにご協力いただき、共に考えて、「語りにくさの構造」を乗り越える方向性を見出すことができました。ご家族にもたくさんお話を聞かせていただきました。
私がこの書籍に参加して考えをまとめることができたのは、編著者の笠井賢紀先生(慶應大)のおかげです。笠井先生が、企画から研究会の開催、研究費の管理、分担執筆者たちの多岐にわたる研究を(それぞれ個性ある研究者たちに連絡して調整しながら)一つの書籍に束ねていくための、大小様々な仕事をしてくださっていました。私なんか想像するだけでクラクラしてしまうことを、自分の研究も進めながらやりとげてしまう笠井先生、感服です。ありがとうございました。
この章で書いたプロジェクトから学んだことを、新たにワークショップとして展開していく企画を、Jazと島影さん(公立はこだて未来大学)と考えていますが、これについてはまた今度。