2019年10月20日(日)に明治学院大学白金キャンパスにて開催された、「第 3 回 多文化ユースのためのアートワークショップ」に講師として参加しました。
詳細:第3回 多文化ユースためのアートワークショップ
私は運営スタッフの津田友理香さんと初田美紀子さんからのお声がけで、参加の機会をいただきました。お二人とは昨年、『移動する「家族」』の上映会で出会い、色々と共通する関心があることから交流が始まりました。
今回のワークショップは、参加者一人ひとりが、自分をとりまくさまざまな要素の関係の経路としての「ルーツ(routes)」を振り返り、表現し、それをみんなで共有して対話する機会にしたいという思いで企画しました。表現の方法として「コラージュ」を採用。コラージュは、ハサミで新聞、雑誌、チラシ、写真などから選んだ部分を切り取って、1枚の紙に貼り付けるという基本的な作業ができる人であれば、子どもから年配の方まで楽しめます。
当日は、コメンテーターの渋谷恵(明治学院大学心理学部 教授)先生や、アドバイザーの嘉本伊都子(京都女子大学 教授)先生、スタッフも含めて8人がワークショップに参加し、夢中になってコラージュに取り組んでいました。表現して終わり、ではなく、互いのコラージュを眺め、振り返って語り合う時間が、このワークショップで何より重要であったと考えています。
このワークショップの詳細については、今後参加者へのフォローアップをしたうえで、論文にまとめる予定です。