【学会発表】日本生活学会の第48回研究発表大会

今週末6月13日(日)、所属する日本生活学会の第48回研究発表大会が開催されます!今年はオンライン開催で、会員/非会員を問わずPeatixから「事前登録(1000円)」すれば、発表を視聴いただけます。
本日事前登録締め切りです!

私は考現学作品部門で発表します。
・大橋香奈・水野大二郎「COVID-19 影響下のバーチャルな旅の経験をめぐるビジュアル・エスノグラフィー研究」

【記事】RAI Film Festival Conference 2021 での発表

Our discussion in the RAI Film Festival Conference 2021 was introduced on the Digital Ethnography Initiative blog at the University of Vienna.
 
3月25日に、英国王立人類学協会(RAI)主催の国際会議RAI Film Festival Conference 2021にて研究発表を行い、パネルディスカッション‘Critical play: Smartphones as a mode of creative engagement with crisis’に参加しました。
パネルの企画者であり発表者でもあった映像人類学が専門のSanderien Verstappenが、所属するウィーン大学のDigital Ethnography Initiativeのブログで、当日のディスカッションの概要を記事にして紹介してくれました。
 
研究発表の内容は1ヶ月ちょっと前にビデオで提出。発表者全員のビデオが束ねられ、事前に会議のウェブサイトに掲載され、それを参加者が見たという前提で、当日はZoomでディスカッションする反転授業的な流れ。
 
互いの発表内容を理解した上で参加しているので、当日のディスカッションはスピード感のある濃いものになりました。その分、英語でついていくのは大変。もどかしい思いもたくさんしましたが、その悔しさは次に向けて頑張ろうというエネルギーになる感じで、後味は悪くない。もっとスムースに応答したかったと、自分に対して悔しいのに、一方で気分が良いのは、言語の壁を超えて広がる、研究の世界の奥深さをリアルに感じられたことが嬉しかったからという気がします。私以外の発表者は、オランダ、イギリス、オーストリアから参加、視聴者で質疑応答に参加した人はアルゼンチンやフランスからなど、オンライン国際会議ならではの集まりでした。
 
発表者の一人が偶然にも、数年前に書いた英語論文を読んでくれていたことが後から判明したり、最近まで日本でフィールドワークしていたという話も聞けて、スクリーン越しにしか会っていない相手なのに親しみを感じました。
国や言語や文化が違っても、近い研究テーマや方法論に関心を持ち、研鑽している仲間がいることを実感できて心強く、ワクワクした一日でした。

【冊子】大橋ゼミ Visual Essays Vol.01

今年度、ゼミ生一人ひとりが企画し実施した調査研究「マイプロジェクト」の成果を、ビジュアル・エッセイ集『Visual Essays Vol.01』という冊子にしました。
コロナ禍で初年度を迎えたので、授業もフィールドワークも、オンラインのコミュニケーションを活用し、様々な工夫をしながら活動してきました。2年生11名、3年生4名、全員分の15本のビジュアル・エッセイをなんとか束ねることができてホッとしています。
冊子をオンラインで公開する予定はないのですが、表紙、目次、私の文章をご覧いただくと、どんな活動をしてきたか、少しご確認いただけるかと思います。

 

【記事】だからこそ今、〈移動〉を考える

あっという間に、東京経済大学コミュニケーション学部(TOKECOM)に着任してから一年。コロナとともに始まった一年をふりかえりながら、短い記事を書きました。

 

【国際会議】RAI Film Festival Conference 2021 で発表することが決定

来年3月に開催される、英国王立人類学協会(RAI)主催の国際民族誌映画祭「RAI Film Festival 2021」と同時開催の国際会議RAI Film Festival Conference 2021に応募した原稿が採択され、研究発表することが決まりました。内容は水野大二郎先生との共同監督作品『Transition』についてです。
今年はONLINEでの開催となるため、あらかじめVideo presentationを提出し、当日はビデオ会議でディスカッションすることになるようです。

【WEB】東京経済大学コミュニケーション学部(TOKECOM)スペシャルサイト

所属する東京経済大学コミュニケーション学部(TOKECOM)は、2022年度からの新体制を構想中です。
コピーライティングやディレクションで携わったスペシャルサイトが公開されました!

このスペシャルサイトの制作過程などについて、同僚の松永先生がまとめて下さった記事も、あわせて公開されています。

【記事】ディスカッション2|私たちの移動の経験はどう変わる?レポート公開

先日ゲストとして参加したアーツカウンシル東京主催のオンラインのイベントのレポートが公開されました。

【イベント】ディスカッション2|私たちの移動の経験はどう変わる?

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京主催のオンラインのイベントで、ゲストとしてお話をすることになりました。
さっぽろ天神山アートスタジオ AIR事業ディレクターを務める小田井真美さんと、私たちの移動の経験はどう変わる? 「移動」と「つくる」ことをめぐって、というテーマでディスカッションさせていただきます。
詳細は下記のリンク先でご案内しています。

開催日時:2020年11月17日(火)19:30~21:00 オンライン配信

 

【映像】大橋ゼミ紹介

東京経済大学コミュニケーション学部に着任し、あっという間に半年。初めて受け持ったゼミ生たちと、新学期になってようやく対面授業をできるようになりました。そして気がつけば、もう来年度の履修に向けて1年生にゼミを紹介するタイミングになりました。ゼミの内容をコンパクトに伝えるために映像を作ったので、こちらにも掲載しておきます。

【記事】withコロナ、postコロナの生活学 日本生活学会特別企画第3回

所属する日本生活学会による特別企画「withコロナ、postコロナの生活学」をテーマにした連続インタビューで、建築史がご専門の内田青蔵先生とともにゲストとしてお話をさせていただきました。その内容が記事にまとめられ、日本生活学会のウェブサイトにて公開されました。


私は自分の研究のキーワードである〈移動〉の観点から、内田先生はご専門の〈住まい〉の観点から、withコロナ、postコロナについていろいろお話しました。

日本生活学会の前会長でもある内田先生と一緒にお話させていただけるのは、大変貴重な機会でした。企画と進行を進めてくださった饗庭伸先生に感謝です。