【記事】メディアデザインワークショップの授業紹介

私が担当するメディアデザインワークショップの授業紹介の記事を書きました。
東京経済大学コミュニケーション学部=TOKECOMのnoteで公開されています。

2022年度始動

Became an associate professor.
着任3年目、准教授になりました。
1年目は学年合同1クラス開講15人定員で始まったゼミが学年別開講になり、今年度は卒業研究含めてゼミ生が48人になります。
新学科国際コミュニケーション学科もいよいよスタート。
新学科科目として「国際コミュニケーション基礎」、「移動の生活学」、学部共通科目として「メディアデザインワークショップ」を担当します。
お世話になっているみなさまにはありがとうございます、と引き続きよろしくお願いします。

【映像】“Transition” が国際映画祭に入選

Our film “Transition” (2019) has been selected for Riga Pasaules Film Festival 2022 in Latvia.
水野大二郎先生との共同監督作品“Transition” (2019)が、ラトビアの映画祭Riga Pasaules Film Festival 2022に入選しました。2019年の国際ドキュメンタリーフィルムフェスティバル・アムステルダム(IDFA)、2020年のドイツの日本映画祭「ニッポン・コネクション」に続いて3回目の入選です。
この映画祭は規模は大きくないですが、映画とエスノグラフィーの交点を探究することを目的とした映画祭なので、本作の位置づけと合致しており、入選は嬉しいです。

【論文】国際論文誌に査読付き論文が掲載

Our article “Visualising Rapid Life Transitions: Ethnographic Documentary Filmmaking Through Smartphone-Based Collaborative Research” has been published in the International Journal Visual Ethnography!
It’s open access.
水野大二郎先生と2018年から取り組んできたプロジェクトについてまとめた査読付き論文“Visualising Rapid Life Transitions: Ethnographic Documentary Filmmaking Through Smartphone-Based Collaborative Research”が、国際論文誌Visual Ethnographyに掲載されました。
Visual Ethnographyは、私が博士課程の学生だった頃から読み続けてきた、思い入れのある論文誌の一つです。今回掲載された論文では、水野先生とご家族が経験された急速な人生移行、悲嘆と受容、回復に向かうプロセスを、スマートフォンを用いて協働的に理解しドキュメンタリー作品『Transition』として映像化したプロジェクトを研究対象としました。
このプロジェクトでは、水野先生はほぼ毎日スマートフォンのカメラで自分の生活を撮影し日誌を書き、私はその内容について毎週のようにインタビューする(合計28回)という、ややエクストリームな調査を実施しました。論文では、私たちが複数の方法論を組み合わせて研究を展開した過程を振り返り、説明し、水野先生のスマートフォンで撮影された写真・映像の特徴を分析しました。また、スマートフォンが多くの人の日常生活の一部となっている現在、人生移行の経験をどのように理解し、可視化できるかを考察しました。
博士論文を書き終えたと同時に着手し、必死に取り組んだプロジェクトでした。プロジェクトを応援してくださった方々に感謝します。
オープンアクセスなので、リンク先から論文のPDFをダウンロードいただけます。

【冊子】大橋ゼミ Visual Essays Vol.02

今年度も、大橋ゼミのメンバー一人ひとりが企画し実施した調査研究「マイプロジェクト」の成果を、ビジュアル・エッセイ集『Visual Essays Vol.02』という冊子にしました。
メンバー全員分(2年生14名、3年生16名)の30本のビジュアル・エッセイを学年別で束ねました。
冊子をオンラインで公開する予定はないですが、目次をご覧いただくと、ゼミのメンバーがどんな活動をしてきたか、少しご確認いただけるかと思います。

2年生のビジュアル・エッセイ集

 

3年生のビジュアル・エッセイ集

 

【WEB】動画「TOKECOMならではのワークショップ科目の特徴は?」公開

ディレクションを担当した動画、「TOKECOMならではのワークショップ科目の特徴は?」が公開され、それに合わせて特設サイトも更新されました。
東京経済大学コミュニケーション学部(TOKECOM)の教育の特徴の一つである、ワークショップ科目。「あらわす 表現系」、「つたえる 英語系」、「しらべる 調査系」の多彩なワークショップ科目があり、少人数で実践的に知識や理論を学ぶことができます。実際、ワークショップ科目ではどのような学びに出会うことができるのかを、動画で紹介しています。

【論文】『コミュニケーション科学』54号に掲載

大学紀要の『コミュニケーション科学』に、論文が掲載されました。
・大橋香奈〔2021〕「人びとの日常的な〈移動(モビリティーズ)〉の実践を理解する―エスノグラフィックなアプローチとその展開―」, 『コミュニケーション科学』, 54 号, 東京経済大学コミュニ ケーション学会, pp.23-40.
オープンアクセスです!

【国際会議】T2M 19th Annual Conferenceで発表します。

水野大二郎先生との共同研究、COVID-19 影響下でのNintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』のプレーヤーの経験についての調査結果を、国際会議T2M 19th Annual Conference –Mobilities in transition: circulation, appropriation, globalizationで発表することになりました。

We will present our study on “Animal Crossing” players in Japan at the T2M 19th Annual Conference –Mobilities in transition: circulation, appropriation, globalization.
-Kana Ohashi and Daijiro Mizuno , Exploring the experiences of virtual travels under the COVID-19: A visual ethnographic study in Japan

【WEB】動画シリーズ「TOKECOMで未来をひらく学びに出会おう」公開

この夏に、ディレクションを担当した、TOKECOM(東京経済大学コミュニケーション学部)の学びの特徴を卒業生・在学生の声で紹介する動画シリーズ「TOKECOMで未来をひらく学びに出会おう」が公開されました。信頼するライターさんとともに、卒業生・在学生の3人に個別にインタビューし、一人ひとりのストーリーを映像化しました。撮影・編集は、いつもお世話になっている制作会社のチームのみなさんです。動画の公開に合わせて、特設サイトも更新されています。

【書籍】『受容と回復のアートー魂の描く旅の風景 (アートミーツケア叢書3)』に論考掲載

共著の論考
・水野大二郎・大橋香奈・加藤文俊「TRANSITION ままならない状況下の生活を記録するための試論」
が、明日発売される『受容と回復のアートー魂の描く旅の風景 (アートミーツケア叢書3)』に掲載されました。